《2022年2月静岡新聞アステンの「美容師が紹介する豆知識:美しい髪でいるためには?」という記事で、『大切なのはシャンプー選びとシャンプーの仕方』という内容を紹介させていただきました。》
ここでは、載せられる言葉に制約のある新聞ではお伝えできない『シャンプー選び』についてお伝えします。
今使っているシャンプーやトリートメントにはどんな成分が入っているのかご存知ですか?「一応髪に良い成分のシャンプーを使ってるつもりだけど…」という方はボトル裏面の成分表示を見てみてください。(たいがい横文字がたくさん並んでいて「何が何だか分からない」という感じですが…。)
最初から5番目くらいまでがその製品の大半の成分です。その成分名をネット検索すると、どんな成分なのかが分かります。
先頭に記載されているのが主な洗浄成分ですが、日本の薬機法(旧は薬事法)では、例えばボトルに5種類の洗浄成分が入っていてその中に1種類だけアミノ酸系(植物由来の洗浄成分)を入れ、その他の4種類は石油系の洗浄成分を入れていたとしてもアミノ酸系やオーガニックと表示できてしまうのです!!
悲しいことに、それこそ世界的に有名なメーカーでも、そういうことをしています。わたしたち消費者はそのメーカーの知名度や「オーガニック」や「アミノ酸系」という表示を信じて買うのに、です。
さて、石油系洗浄成分といえば食器用洗剤と同じくらいの強い洗浄力です。原価が安くメーカーとしては利益を出しやすいため、シャンプーにも使われていることが多いです。
もし、常日頃から食器用洗剤入りのシャンプーで頭皮や髪を洗っているとしたら…
当然、頭皮がかゆい!地肌が赤くなった!髪はパサパサ・ゴワゴワ!となりますよね。
では、石油系洗浄成分はなぜ悪いのか…体はどんな反応をするのか…
わたしたちの体は石油系のものを『異物』と感じます。自分の体にないものなので異物がつくと「敵が来た!」と捉え排除しようとします。そこで出てくるのが『活性酸素』です。
活性酸素は身体を守るために「敵!」とみなしたものを攻撃して撃退する役目をしますが、増えすぎると正常な部分まで破壊(酸化)し、これが老化現象(白髪や薄毛)を早めていく原因になるのです。
本当の意味でエイジングケアを考えるなら、「高価だから良いものだろう」とやみくもに使うのではなく(先にお伝えしたとおり、メーカーのネームバリューで値段は高くても入っている成分は安価で質の悪いものがあります。)自分(や家族)が直接肌につけるものに「どんな成分が入っているのか」を気にしてみることからはじまるのはないでしょうか。
メイクメリーは本物を作っています。嘘偽りなく丸ごとアミノ酸系シャンプーです。コンディショナーやトリートメントをする必要はありません。
今、頭皮や髪のことで悩んでいて、お使いのシャンプーを見直そうかな、とお考えでしたらぜひ一度メイクメリーシャンプーを試してみてください。改善へのお手伝いができると思います。