今日は節分ですね

朝から取引先のビオあつみさん(オーガニック食品を取り揃えている高級スーパーマーケットです。メイクメリーシャンプーをお取り扱いくださっています。)へ伺ったところ、本日は節分でスタッフの皆さんは大忙しの様子でした。

節分といえば、次女が2歳の節分を思い出しました。

その年は、1月に三女を出産し、そのまま2月の節分までわたしと子供たち3人、実家の世話になっていました。実家の父は孫たちのために、張り切って節分の豆まきを披露してくれました。それは楽しかった思い出なのですが…。

東京の婚家に戻って10日ほど経った頃、次女が「ママ、お鼻が痛いの…」と言いました。鼻の奥を覗くと、左側の鼻の奥だけ真っ白になっていました。

「何?何が入ってるの??」と急いでかかりつけの耳鼻科で診てもらいました。

すると・・・

先生:「節分に豆まきしました?」

わたし:「はい、実家でおじいちゃんが張り切ってやりました。」

先生:「……お鼻の中で豆が芽を出しそうに膨らんでます。」

わたし:「え? 鼻の中の白いのは豆なんですか?」

先生:「たぶん豆まきのときにお鼻に入れてそのままになっていて、鼻水で徐々に大きく膨らんでしまったんですね。このまま(釣り針状のもので)引っ掛けて取ろうとすると、鼻の中の豆が細かく砕けて器官に吸い込んでしまい危険です。ここではできないので、大きな病院で処置を受けてください。紹介状を書きます。」

わたし:「そういえば、次女が部屋の隅にうずくまって何やらやっていたような気がします…そのときにお豆を鼻の穴に入れてたんですね!きっと。」

そして・・・

先生:「こういうことがあるから『小さい子のいる家庭では豆まきをしないように』と、耳鼻科や小児科のお医者さんは何度も伝えているんですよ!」

と、お叱りを受けました。。。はい、その通りです。。。

その後、紹介状を書いてもらって大きな病院へ。

そのまますんなり取ってもらえると安易に考えていたのですが、次女が大暴れ…。先生と看護師さん2名で次女の体にネットを巻いて押さえてつけても「いやだー!!」「やめてー!!」と顔を振って抵抗するため、先生も看護師さんも鼻血で血だらけになる始末…。最終的に「お母さん、全身麻酔で眠らせて取りましょう」と。

“鼻の豆”摘出のために全麻・・・小さい体に全身麻酔なんて・・・と思いましたが、他に選択肢はなく・・・

数時間後、手術?は無事成功し、シャーレにのった砕けた豆を確認、ひとまずほっとしたのを覚えています。

そんな次女も大学生になり、今は一人暮らし中です。

娘たちが大きくなった今では「鼻の豆で全麻」は笑い話ですが、小さいお子さんのいるご家庭では、気配り・目配りしながら節分のイベント楽しんでくださいね~(^-^)/゜゜゜。。←豆